ふざけてしまう子供の2つの理由と対応方法

ライフ

子供がふざけてばかりで何もまじめにやらない。どうしたらいいの?

こんな疑問にお答えします。

周りの子供達は、まじめにやっているのにうちの子はふざけてばかり。

先生にも周りにも迷惑だから何とかしたいと思うことってありますよね。

ふざける子供の心理は、大きく分けると2つです。

関心をひきたい(自己表現)

うまくできない事からの逃げ(自己防衛)

です。

僕は3人の子供がいて、スポ少や子供がかかわる団体の責任者をしてきた経験から たくさんの子供を見てきました。

そして、多くの親さんの悩みも聞いてきました。

そして、気づいたのが

どんなに優秀そうな子供であっても、親さんは子供に対して悩みをもっているということです。

そして、つらい思いもされています。

この記事を見ていただいているあなたも、自分だけつらくて悩んでいると思われるかもしれません。

でも、大丈夫です。

親さんはみんな、子供のことで悩んでいます。

今回は、ふざけてしまう子供の心理と対応方法を書いています。

参考にしていただけたら幸いです。

・ふざける子供の心理① 承認欲求

子供がふざける心理の1つは【承認欲求】のあらわれです。

子供も大人もそうですが、みんな自分を認めてもらいたいという人間本来の欲求があります。

子供が承認欲求を求めている時に1番わかりやすいのが、

「ママ、見とって!」

です。

親さんなら誰でも言われた事があるフレーズだと思います。

子供は、素直なので自分を認めて欲しいという要求をどんどんしてきます。

その行動の1つが【ふざける】です。

「ママ、見とって!」が進化して

ママに見てもらえるように

「こんな、面白いことしてるよ!」

のアピールだったんです。

クラスの友達や先生にも

「ボク、こんな面白いことできるよ!」

とふざけるのは

「ボクを見て!」

の表現方法の1つだったんです。

ですが、タイミングを間違えているために怒られたりしているんですね。

子供は自分を認めてもらおうと一生懸命アピールしています。

その事を理解してあげて下さい。

子供が ふざける原因の1つは承認欲求の現れです。

・ふざける子供の心理② 自己防衛

子供がふざける原因の1つは【自己防衛】です。

ふざけることで自分の心が傷つくことを回避できるからです。

例えば

・なわとびで、周りは100回とべるけど自分は5回しかとべない。

・野球で友達は、うまく打てるのに自分はぜんぜんボールにあたらない。

・あやとりで、みんな4段ハシゴがつくれるのに私だけできない。

こんな経験または、これに近い経験をした事は誰にでもあるはずです。

大人だと、こんな時 照れかくしの愛想笑いをしますよね。

子供も同じです。

恥ずかしい思いをして自分が傷ついてしまうのを防ぐために

ふざけてみたり、かんしゃくをおこしたりします。

大人でもたまにいますよね。

それと同じなんです。これも理解してあげてください。

子供がふざける原因の1つは【自己防衛】です。

・ふざける子供の対応方法

子供がふざける原因は分かったけど、どう対応したらいいの?

ですよね。

以下では、承認欲求からのふざけと、自己防衛からのふざけのそれぞれの対応方法を紹介します。

承認欲求からのふざけ 対応方法

モノやゲームに頼らずに子供と接してあげて下さい。

一緒にいられる時間が少ないという罪悪感からモノを買い与えて、補っているつもりになっていないでしょうか?

モノやゲームで満たされる気持ちと親さんと遊べて満たされる気持ちは違います。

少しの時間でも子供と接してスキンシップを大切にしてあげて下さい。

気持ちを言葉で伝えてあげる

恋愛中って相手は自分のことが好きなのかどうか気になりますよね。

そして、いつも「好き」という言葉を相手から聞きたいと思います。

子供も同じです。

親さんからの気持ちや言葉が少ないと不安になります。

たくさん会話をして愛情をそそいであげて下さい。

自己防衛からのふざけ 対応方法

できない事を否定しない

人と比べるのではなく、昨日の自分と比べるように教えてあげて下さい。

うまくなるスピードは、人によって違います。

自分よりうまい人もいるのは当然です。

そうゆう子は今までに何か見たり聞いたり経験してきた知識があるからうまくなりやすいんです。

大切なのは、今から未来に向かっての行動だと教えてあげましょう。

できるようになったところをほめてあげる

できない事に意識がいくと、嫌になってしまいます。

できるようになった事を見つけてほめてあげて下さい。

その子の良いところをたくさん教えてあげる

1人1人素晴らしいところがたくさんあります。

何かできないからといって、否定的にならないように

良いところをたくさん教えてあげて下さい。

例えば

・何でも一生懸命やること

・1人で練習できること

・みんなに優しくしてあげられること

などです。

うまく誘導してあげれたら自分を否定することもなくなると思います。

まとめ

子供がふざけてしまう理由の多くは

承認欲求と自己防衛です。

対応方法としては

ゲームやモノに頼らず、子供とできる限り接してスキンシップをとり

肯定的な言葉をたくさんかけて、愛情をたくさんそそいであげる事です。

ありがとうございました。

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