
サッカーやってる息子がぜんぜんやる気ないんだけど…。やる気にさせるにはどうしたらいいかな?
そんな悩みにお答えします。
子供でも大人でも同じですが、やる気になる本質は、楽しいと思うかどうかです。
分かりやすい例だとTVゲームなんかはそうですよね。
楽しいからやる→上達する→友達に自慢できる→さらに楽しくなる→時間を忘れてやる
のように、親としては「宿題もせんとゲームばっかり…」と思うくらいやり続けてしまいます。
サッカーもこのサイクルに持ち込めば、子供も抵抗なくサッカーに向かうようになります。
なのでサッカーのやる気を引き出す結論としては
楽しいと思わせる
です。
僕は3人の息子がいて、小学校では3人ともサッカーを習わせました。(今も習わせています)
それぞれ地区の選抜チームに入ったり、チームの副キャプテンになったりと活躍してくれました。(います。)
子供の同級生や他の子供達もたくさん見てきて、やる気のある子の特徴はやはりサッカーが好きで楽しんでいるという事です。
これは断言できますが、
そうゆう子は、必ず上達します。
さらに他の子よりも上達が早いです。
その一方で、イヤイヤやって なかなか上達しない子もいます。
僕の三男が、まさにそれでした。
1〜2年生のころは、「行きたくない!」の連続で困りましたが
【楽しい】と思わせる事ができてからは、進んで練習をするようになりました。
以下ではその具体的方法を詳しく紹介します。
・サッカー少年のやる気を引き出す言葉
息子のやる気を引き出すには、親の発言が重要です。
なぜなら、好きで楽しい事にたいして命令口調や否定的な言葉を言われると、それは楽しい事ではなくなるからです。
子供は親が見てくれていると いいところを見せようと張り切ってやります。
そこで、褒められることなく怒られてばかりだと、やる気も失せてしまいます。
厳しい環境で頑張れるのは、よっぽどの向上心がある子です。
一緒に練習している時の具体的な声かけは
- え!今 できたんじゃないの!
- おー!すごい!
- できた!
というような子供の感情によりそってあげる声かけです。
見ているこちらとしては、うまくできなくてヤキモキしますが できない事よりもできるようになった事に目を向けてあげて下さい。

そして、より向上心を持たせるためYouTubeなどの映像を見せて
「ここをこうしたら もっと上手くなってみんな驚くよ。」
と言うように、技術を磨いてあげましょう。
できるようになった事とほめてもらえる嬉しさで楽しいと思えるようになります。
でも、中にはこういった悩みもあると思います。

うまくできなくて子供もすぐにあきちゃうんだよね。
と言う悩みです。
そうなんです。
この過程が1番大切な部分なんです。
やり始めは、子供も何も楽しみが見出せないのでだんだん苦痛に感じてしまいます。
途中でふざけてしまう子供の心理はこちらの記事で解説。

なので、初めから長時間やらずに10分〜15分くらいでも充分です。
そして、その時間できたらアイスを買いに行くとか好きなおやつをあげるとか、何か子供が喜ぶ楽しみをセットにして与えてあげて下さい。
とにかく少しの時間でもいいので続けることです。
親さんも忍耐強く見守ってあげて下さい。
必ず上達します。
子供のやる気を引き出すために、親の声かけを大切にしましょう。
親子で自主トレをする時に使える 便利なサッカーアイテムは、こちらの記事にまとめてあります。

・子供の中で自慢できるサッカー技術をのばす
強いシュートを打てるようになりましょう。
友達にサッカーで「すごい」と思われる事は子供にとって自慢になりますよね。
自慢できる事は、子供にとって見せびらかしたいという欲求にかられます。
そのため少しでも自慢できる事があると、どんどん練習をやるようになり、上達してやる気もでてきます。
小学生の子供達の中でサッカーを自慢できる要素を独自にランク付してみました。
1位 強いシュートが蹴れる
2位 ロングボールを蹴れる
3位 1人でゴール前まで攻められる
だいたい この3つができれば友達にかなり自慢できます。
チームの主軸になる子は、低学年のうちにこの辺ができています。
早い段階で遠くにボールを蹴れるようになって、強いシュートが打てるようになれば、もう子供のやる気はマンマンです。
ちなみに、強いボールが蹴れるようになるにはインステップキックを覚えるのが最適です。
インステップとは、足の甲の部分(右足で蹴る場合はスパイクのくつひものやや内側)で蹴るキックです。
この場所で蹴る感覚は早めに覚えさせた方がいいですね。
6年生になっても上手くインステップで蹴れない子はけっこういます。
低学年のうちはマーカーを使って上にボールを乗せて蹴る練習をすると、ボールの下の方を蹴りやすくボールがよく飛びます。

実物はこんなかんじ。

アマゾンで1700円くらいで売ってます。

60枚5色 マーカーコーン 収納袋付き ラック付き サッカーコーン 割れにくい 柔軟 ドリブルマーカー サッカー マーカー 目印 パイロン サッカー フットサル用品
最初のうちはこれで自信を持たせてあげるとスムーズに練習するようになるとおもいます。
強いシュートを打てるようになりましょう。
・サッカーをやる気になれる練習方法
自宅でコロコロする事です。
ボールを毎日少しでも触っているとボールタッチが全然違ってきます。
練習風景を見ていてボールが足に吸い付くようにコントロールできている子は、毎日ボールを触っている子です。
自宅の中でボールをコロコロしているのであまりストレスを感じずに練習する事ができます。
我が家の場合は、テレビを見ている間にコロコロするようにしていました。
これも10分〜15分くらいです。
コロコロとはわが家でいうボールタッチの練習の事なんですが、
具体的に何をしたかというと
- プルプッシュ
- ダブルタッチ
- ドラックバック
- マシューズフェイント
- 足裏ロール
- ルーレット
- アウトサイドタッチ
などです。
このメニューは、YouTubeを参考にして作りました。
参考にしたのはこちら↓
分かりやすいように表を作って毎日このメニューをこなしています。

その後にお風呂に入る、のようなルーティンで生活しています。
最近は体感を鍛えるためのバランスボードも購入して、15分コロコロ、15分バランスボードをテレビを見ながらやっています。
ボールタッチに関してはこれでかなり上達します。
チームでもお手本プレイをするようなポジションになりました。
本人もみんなに褒められるので喜んで続けています。
やる気を引き出すために自宅でコロコロをしましょう。
カラーコーンがあると練習しやすくなります。

Aoakua 32cm マーカーコーン 16本 のセット
まとめ
以上3つのポイント
・声かけ
・自慢できる要素(キック力)
・コロコロ
をして子供のやる気を、楽しいと思える気持ちを引き出してあげて下さい。
ありがとうございました。
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