受験生を持つ親の心得。やって良いこと わるいこと

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今年受験する子がいるんだけど、心配でたまらない。

親として何かしてあげる事ってないかな?

という親さんにお答えします。

受験をひかえた子供がいると、親も心配でしょうがありませんよね。

テストの点数もぱっとしないと不安でしょうがありません。

なので

  • スマホばっかり見てるけど・・・
  • 寝てばかりだけど・・・
  • 部屋にいるけど何してるんだか・・

というような不安が常につきまといます。

そして、勉強の量ばかり気になりますよね。

その結果、少しの休憩時間にもついつい口を出してしまいます。

でも、これでは子供もめいってしまいます。

子供も受験というプレッシャーを強く感じている事を理解してあげて下さい。

受験生を持つ親の心得としての結論は

勉強しやすい環境をつくる

です。

以下に掘り下げて説明します。

・受験生と親の気持ちのズレを理解する

受験生と親とで気持ちにズレがないか、親のエゴが強すぎないか自分に問いかけてみるのが大切です。

ただでさえ受験の重圧がある中で、親からの本意ではない重圧がかかっていると子供をさらに苦しめることになります。

例えば

受験生と親に共通する気持ちは

  • 合格したい(合格させたい)
  • いい高校、大学に行きたい(行かせたい)
  • 落ちたら恥ずかしい(悲しませたくない)

という辺りだと思います。

ここで親さんに気をつけて欲しいのは、さらに

  • 落ちたら世間体が悪い
  • 兄、姉も合格したんだからあなたも合格できるはず
  • いい学校に合格したら私が優越感にひたれる
  • 自分の進める学校以外じゃ将来が不安だ

などの、自分のエゴを持ち出さないことです。

頑張るのは受験生であって親はサポートしかできません。

自分の心境よりも子供の純粋な気持ちを尊重してあげた方が子供もやる気がでます。

親のエゴは控えめにしましょう。

・過剰に干渉しない

進んで勉強をしている子には、過剰に干渉しないようにしましょう。

親さんの体験してきた勉強方針や受験内容と現在では違っている場合があるからです。

学校や塾の先生は受験のエキスパートです。

子供は先生の指導にそって勉強しているため親のアドバイスと先生の方針とにズレがあると混乱してしまいます。

教えられた勉強方法は尊重して子供にすすめてあげて下さい。

おそらく親さんの世代から特にかわっている教科は英語だと思います。

高校では文法よりもヒヤリングや会話を重視する傾向にかわってきています。

子供の教科書を見てみると当時とちがう事がわかるはずです。

そのため勉強方法もかわっています。

過剰な干渉は控えめにしておきましょう。

でも、読者の方の中には

この勉強方法で本当に大丈夫なのかな?

点数もまったくのびてないし。

という声もあるはずです。

その場合は、学校や塾の先生に聞いて毎日の勉強方法を確認した方がいいです。

さらに どうせ聞くなら具体的に

  • どの分野を
  • どういった方法で
  • どのくらいの量やればいいのか

ぐらい聞いちゃいましょう。

親も子もばくぜんと量をこなすより分かりやすい目安があった方が安心できます。

ただ、あまり干渉しすぎると「ウザい」と思われコミュニケーションも少なくなってしまいます。

干渉するのは ほどほどにしておきましょう。

・受験生の親としてできること

生活環境を整えてあげる事が大切です。

普段の生活が乱れていると受験以外のことに意識がいってしまい、勉強に集中できません。

例えば

生活環境
  • 体調管理
  • 平穏な家庭内
  • 規則正しい生活
  • 整頓整頓

などに気をつけると良いと思います。

家庭内が落ち着けば、親も子も心に余裕が持てるようになります。

また、親としてできる具体的な事は

・塾の送り迎え

・夜食を作ってあげる事

・必要以上にプレッシャーを与えない事

・風邪を引かないように気をつけること

などの限られた事しかできません。

でも大丈夫です。

応援している気持ちはこれでも伝わっています。

そして、不安なのは子供も同じです。

子供の気持ちを優しく包んであげられるような接し方を心がけてあげて下さい。

最後に忘れてはいけないのは、

合格しない可能性もある】ということです。

いざ そうなった場合に頭が真っ白になって何も考えられない・・

というのは、子供だけにしておきましょう。

考えたくない気持ちもわかります。

でも 親としては【万が一の場合もある】と心して、そうなった場合に対応できるようにしておくことも必要です。

実は 僕はこのことを1番意識していました。(息子が、かなりのチャレンジャーだったので…)

なので親としては早い段階から覚悟を決めていました。

そして、息子にも

「受験がすべてじゃない」

「どこの学校に行こうとお父さんもお母さんも応援するよ」

「自分が今も将来も幸せになれるかどうかが重要」

「学校は将来の目標の通過点の1つ。どの道(学校)を通っても自分の将来の目標にはたどり着ける」

「学校に良いも悪いもない。それを決めてるのは自分の心だ」

「今やってる勉強は、受験のためだけじゃなくて将来も必ず役に立つ」

など、うまくいかなかった時に落ち込みすぎないようにあらかじめ言っていました。

これを聞いて どう思うかはその子次第ですが、うちの場合は

受験までずっと怖かったけど、プレッシャーはなかったよ。

と言っていました。

受験生を持つ親としてはある程度の心づもりは必要です。

なので

生活環境を整えて、親子ともに不安な気持ちをやわらげましょう。

まとめ

以上のように、

・親と子の気持ちのズレを理解すること

・過剰に干渉しないこと

・親としてできること

を参考に【勉強しやすい環境を作ってあげること】が受験生を持つ親としての心得です。

ありがとうございました。

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