仕事をしていると商品の価格が上がることってよくありますよね。
でも、それをお客さんに伝えて承諾してもらうのは、簡単なことではありません。
特に営業をしている人は、お客さんに値上げを伝えるということは
- 買うのをやめられてしまう
- 他社にのりかえられてしまう
- よろこばれない
などのデメリットが多くあります。
そのため、商品の値上げを伝えることさえ大変です。
ましてや、それを承諾してもらおうとなると、かなりハードルが高くなります。
今回は、そんな悩める営業のため、営業管理職の僕が経験した承諾されやすい回答を3つ紹介したいと思います。
まず結論から言うと
・メディアを活用
・世界情勢から攻める
・自然災害
の3つです。
以下で、1つづつ深掘りしていきます。
・値上げにはメディアを活用する
スムーズに値上げを伝え、承諾してもらうには、メディアを活用しましょう。
ニュースや新聞で発表されたことなら、

世の中の動きだから、しょうがないか。
と納得されることが多いからです。
たとえば
毎年、魚のサンマを買ってもらっていたお客さんがいたとします。
いつもは、1匹300円のものが急に1匹2000円に値上がりしました。
こんな時、営業が値上りの理由をいくら説明しようとも、なかなか納得してもらえません。
ですが、TVや新聞で発表されていると、すんなり話が通じます。
それだけ、メディアに対する信用度が高いんです。
なので、

TVや新聞で話題になっているので、ご存じかもしれませんが・・
なんて切り口で話はじめると、

だよな。しょうがないよな。
と言う返事を引きだしやすくなります。
値上げには、メディアを活用しましょう。
・値上げの理由は世界情勢からせめる
値上げの理由は、世界情勢から語りましょう。
自分のあつかう商品が、いがいにも世界の動きと連動していることを知ると、
お客さんは「へぇー」と感心し納得されやすいからです。
たとえば
・特定の国でしかとれない資源が、紛争のため輸入量が激減した。
・ある商品がSNSで世界的な流行になり、品薄状態のため価格が上昇した。
などです。
身近なものや商品も海外からの輸入品が多く、世界情勢に左右されることがたくさんあります。
値上げの原因となった、世界情勢も説明して納得してもらいましょう。
・自然災害を説明
自然災害が原因での値上は、しばしば起こります。
特に生産物は、気候に影響されやすく
- 台風
- かんばつ
- 長雨
- 洪水
などは、作物の収穫量を大きく左右します。
また、交通手段にも影響を与えます。
こういった自然災害での価格上昇は、やむを得ないことをお客さんも承知していて、理解してくれる事がほとんどです。
自然災害での価格上昇の場合は、素直に伝えましょう。
まとめ
お客さんに値上げを承諾してもらうには
・メディアを活用
・世界情勢からせめる
・自然災害を説明
を意識して説明したら、いい結果が期待できると思います。
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