
プロパンガスと都市ガスって何がちがうの?
メリットとデメリットも教えて。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- プロパンガスと都市ガスの違い
- プロパンガスのメリット、デメリット
- 都市ガスのメリット、デメリット
僕はガス関係の会社につとめるサラリーマンです。
日ごろ耳にする、お客様の疑問を記事にしてみました。
お役に立てれば幸いです。
・プロパンガスと都市ガスの違い
原料
◆プロパンガス
液化石油ガス(LPG)を使用。
主成分はプロパン・ブタン。
◆都市ガス
液化天然ガス(LNG)を使用。
主成分はメタン。
供給方法
◆プロパンガス
ガスボンベから供給。
ボンベは定期的にガス会社が交換してくれます。
◆都市ガス
地下のガス導管を通じて供給。
ガス会社が保有するガスタンクからガス導管を通じてガスが届けられます。
・プロパンガスのメリット、デメリット
プロパンガスのメリットは災害時の復旧が早いことです。
もしボンベや設備に破損があった場合でも部品の交換ができれば利用を再開できます。
さらに運搬手段さえあれば、どこでも場所を選ばず利用可能です。
災害時の仮設住宅などでは、プロパンガスがライフラインを支える役割を担うこともあります。
初期費用も都市ガスのように地下導管から引き込む必要がないため、大きくかかりません。
デメリットは、都市ガスとくらべると料金が高いことです。(倍くらいかかる場合もあります)
◆プロパンガス料金を安くする方法は、こちらの記事に▼

プロパンガス料金を安くする たった1つのかんたんな方法
ガス料金が高いんだけど何とかならないかな?をかんたんに解決できる方法を紹介。毎月の支出をおさえてゆとりのある生活へ。
・都市ガスのメリット、デメリット
都市ガスの最大のメリットは、プロパンガスに比べて料金が安いことです。
しかし、地下の導管がひかれている地域しか利用できないため、主に大都市での利用にかぎられます。
また、災害などで道管が破損した場合は、復旧に時間がかかることもデメリットです。
復旧には、10日〜2ヶ月ほどかかると言われています。
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